京都旅行3日目。
近江八幡の水辺散策は続きます。
紫陽花もまだ咲いていました。
緑が瑞々しい。
近江八幡は結構広いエリアなので、半日ではとてもまわりきれません。
私は八幡堀と町並みを中心にまわります。
どこも趣があって綺麗に手入れされていて、素敵。
町名の由来も説明されていて、ふむふむなるほどの連発。
日牟禮八幡宮もお参りしました。
木々に囲まれていて、清々しい気分になりました。
とても素敵なところです。
この日は7/7だったので、七夕飾りもありました。
近くの山上さんでお漬物を購入。
下田なすのぬか漬けは品切れ中でした、残念。
新町通り周辺で古い町並みを見学。
今も普通に住んでいるお家もあって、驚きました。
近江八幡名物のでっち羊羹も買いました。
創業は安永年間(1772年)という和菓子屋さん
「御菓子司 紙平老舗」にうかがいました。
初代は紙屋を営み、江戸後期より菓子屋を始めた歴史をもつという老舗。
朝まで友人や子ども達とワイワイ楽しかったところに、お天気の悪いなか
一人で観光をしていた私はちょっとだけしょんぼりしていたのですが、
こちら紙平老舗さんのご主人とほんの二言三言ですが言葉を交わしてから
ほっこりあたたかな気持ちが湧いてきて元気になったのです。
旅って、人との出会いなんだな。
本当にそう思いました。
紙平老舗さんのでっち羊羹はほんのり竹の皮の香りがして、
素朴な甘さでとても美味しかったです。
町並み散策を終えて、お楽しみのお昼ご飯です。
朝に予約をしていたCafe Cache(カフェ・カシェ)さんに伺いました。
江戸時代に寺子屋だった建物を改装したというお店はお庭もとても素敵。
鶏の手羽とハーブを煮込んだスープがベースの人参スープと、
きのこと野菜のバルサミコマリネ、ゴーヤのピクルス、
野菜とエビのパン粉焼き(?)とカレー風味のディップ(このディップ凄く美味しかった!)、
ご飯は雑穀ご飯でした。
ランチは一日10食限定で、要予約のようです。
オーナーさんがお一人で切り盛りしているみたいですよ。
コーヒーも美味しかったぁ。
本当にほっこりして、なんだかしみじみ幸せ。
帰りに滋賀産の百花蜂蜜を購入して、オーナーさんとしばしお喋り。
こちらに移ってくる以前のお勤め先が私の家の近くだったと判明してビックリしたり、
尾賀商店さんを紹介していただいたり、ちょこっとですが楽しいひと時。
やっぱり人に出会うのが旅なんだな。
近江八幡散策もそろそろ終盤。
新幹線の時間までに京都に戻らなければいけません。
でもでも。
近江八幡といえば!たねやさんに行かなくてはいけません。
ぶーめらん通りにある近江八幡店にお邪魔しました。
2階には喫茶室があるのです。
注文したのは、わらび餅。
このわらび餅、もの凄く美味しかったです!
最初の一つは黒蜜ときな粉をつけて食べたのですが、
その後は黒蜜だけちょっとつけて食べました。
きな粉もすごく美味しいきな粉でしたが、きな粉なしで
わらび餅と黒蜜の味だけ楽しみたかったのです。
あー、幸せ。
たねやさんを後に、ぶーめらん通りを駅に向かって歩いていると。
近江八幡でケーキ屋さんといえばココ!という(らしい)
アンデケンさんの前を通り過ぎました。
えぇ、通り過ぎる事は出来ませんでした。
スフレチーズケーキと紅茶。
ケーキにはコーヒーを合わせる事が多いのですが、
こちらのスフレチーズケーキは本当に軽やかだったので紅茶にして良かったな。
最後は食べ歩き日記になってしまいました。
京都駅で新幹線の発車時刻を気にしつつ意地で赤福を買ったりと、
最終日は最後まで食べ物関係の出来事ばかりでした。
駆け足だった3日間の京都・近江八幡旅行。
つい10日前のことなにに、なんだかもっと前の出来事みたい。
今度は紅葉の季節か雪の季節に行きたいな。
雪の季節か、寒いのだろうなぁ。
奈良にも行きたいなぁ。
夢は膨らみます。