女ですもの (ポプラ文庫)
内田春菊さんとよしもとばななさんの対談本「女ですもの」。
図書館で、出産・育児コーナーに置いてありましたよ。
変わった感じのお二人だから(よい意味で)、その通りの対談です。
面白くって、そうそう!と頷いて、
そんな事もあるのね世の中!とプハハと笑いながら読みました。
いや〜ここまで言い切れる人って、なかなかいないですよね。
みんな思っているんだろうけれど。
全体を通して感じたのは、「自分」を信頼しているんだなぁということ。
目に映る行動や発言は破天荒な印象を受けるけれど、
思っていることは本当に普通なんだな〜と。
思っていることを行動にうつす「パワー」と「信念」が、
普通じゃない!
ちょっと鼻につく感じや、美化し過ぎなのでは?と思う部分も(結構)あるけれど、
妊娠・出産・育児・家族関係・社会との繋がり、
書かれている諸々が心地良かったなぁ。
一度通して読んで、その後パラパラっとページをめくって
何度も読んでしまったもの。
子育てに対しての、前向きな(楽観的なと言うと語弊がある?)
明るい捉え方がいいなぁ。
好き嫌いの分かれる本だとは思いますが、
私は好きです、この対談。
とっても面白かったです。